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晩生種は切り替えを!!~役員・6万箱以上出荷者合同会議~

2023/11/14
 県りんご商協連(丹代金一会長)は10月13日、弘前市内で「役員並びに6万箱以上出荷者合同会議」を開き、貯蔵リンゴの本格仕入れ期を迎えた中、対策を協議した。
 合同会議には、役員・6万箱以上を出荷する業者から合わせて約30人が出席。中生種の主力品種であるジョナゴールドを中心に販売対策を協議した。
 会議に先立ち、丹代会長は「酷暑の影響からジョナゴールドを含め今後の品種にどのような影響が出るか気になる所だが、体質は良くないということを肝に銘じて仕入れにあたる必要がある。損は自分持ち。しっかり考えて行動してほしい」とあいさつした。
 意見交換では、高騰するジョナを中心とした中生種の仕入れについて参加者から「相場が下がるムードは無く、このままだとサンふじまで資金がもたない状況になりかねない」、「来年の競合果実の状況、長期リンゴの品質も不透明な中、仕入れの現状は最悪な状況にある」といった危機感を募らせる声が聞かれ、「今年は冷蔵庫への入庫量や仕入れの数量を減らすといった対応も必要」、「体質が弱い中生種に価値があるのか疑問。サンふじは順調に生育している。品種、品物を見極めて仕入れ、販売に当たらなければならない」等と現状は危機的状況とされ、晩生種では方向性の切り替えを求める声が多く挙がった。





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