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無袋ふじは適正価格を意識~商協連・第2回全員協議会~

2023/11/14
県りんご商協連(丹代金一会長)は10月27日、弘前市内で「第2回所属組合員全員協議会」を開いた。
 販売の主力である無袋ふじを中心とした晩生種の対策会議となる全員協議会には組合員ら約50人が出席。
 会議に先立ち丹代会長が「産地市場の現在の相場はかつてないような高い状況で非常に驚いている。これから始まる無袋ふじでは消費地で量販体制のとれる価格で仕入れに当たってほしい」とあいさつ。
 続いて事務局より資料説明が行われ、商協連指定青果会社107社を対象に実施された王林、無袋ふじ、有袋ふじの市場販売予想価格アンケートの調査結果(10キログラム、税抜き)について、王林が3967円、無袋ふじが4431円、有袋ふじが5490円と報告された。
 アンケート価格の結果について参加者からは「消費地の現在の売価設定に近い現実的な価格を青果会社が提示してきた」とされた一方で「産地市場の相場からみるとこの価格で販売していくのはほぼ不可能。サンふじではアンケート価格を意識した仕入れに取り組む必要がある」などとされ、サンふじでは品質、数量に見合った価格、年内からの量販を念頭に仕入れに当たることを申し合わせた。
 全員協議会ではこのほか、県りんご協会の工藤貴久技師、大果大阪青果の堀ノ内重治代表取締役副社長が特別講演を行った。





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