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荷動きを止めるな~りんご商協連・第3回全員協議会~

2024/02/09
 県りんご商協連(丹代金一会長)の「第3回所属組合員全員協議会」が1月12日、弘前市内で開催され、年明け以降の販売対策を協議した。
 第3回全員協議会には組合員ら約50人が出席。公表された県産リンゴの12月末産地在庫数量、在庫数量を基に修正された販売目標等を基にした、1月以降のリンゴ販売対策を協議した。
 あいさつの中で丹代会長は「発表された在庫数量は思った以上に少ないが、猛暑の影響から体質は例年に比べ柔らかく、CA、スマートフレッシュとも長期の販売は期待できない」と述べ、「これまで培った技術を生かし、品質重視の出荷の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。
 続いて事務局より12月末産地在庫数量や1月以降の修正販売目標等が報告され、12月末時点の産地在庫数量は過去最少となっていること等が説明された。
 販売対策に向けた自由討議では、「売場は従来通りで、1~2割価格が高くても売れている」、「仕入れ価格が高かったが、とにかく荷動きを止めないことが重要。多少売価がきつくても食味の良いリンゴを食べてもらい4月以降につなげたい」、「有袋ふじでも後半の品質に不安のあるものもCAにかなり入っている。管理を徹底しなければならない」などといった意見が挙がり、品質面を重視し、積極的な出荷に当たることを申し合わせた。
 全員協議会ではこのほか、東京新宿ベジフルの菅野秀一執行役員が特別講演を行った。
  





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