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6月末まで段ボール出荷~新資材開発で体制確立へ~

2023/11/13
 青森県産リンゴの販売は、「6月いっぱいまで段ボールで出荷」しようという動きが広がりつつある。
 段ボールを利用することにより、アイスボックスに比べ経費面、作業面で効率化が図られるほか、再生利用できることから環境面にも配慮することができるといい、県りんご対策協議会(加川雅人会長)ではアイスボックスに代わる代替品を模索。再生利用が可能で、後期販売における耐熱、積み上げ時の耐圧にも優れた段ボールの制作をメーカーに依頼し、各社共通の基準で試作品が作られ、耐圧テスト等が行われているという。
 加川会長は「経費面はもちろんだが、アイスボックスについては以前から環境面を危惧していた」といい、「環境、経費の両面から、6月いっぱいまでは段ボールを利用して出荷したい。県を挙げての取り組みとして、消費地市場、量販店のバックヤードにも協力してもらいながら体制を確立していきたい」と力を込めている。
 県りんご対策協議会では資材メーカーを交えた検討会議を既に開催しており、今後数回の検討会議を経て方向性を定めていく見通し。







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