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リンゴ産業継承へ団結~青森リンゴ植栽150周年記念式典~

2025/10/07
 青森県りんご植栽150周年記念式典(主催・青森県りんご植栽150周年記念事業実行委員会)が9月13日、弘前市内で開かれた。式典では、リンゴ産業への功績が顕著であった団体や個人が表彰されたほか、宮下宗一郎青森県知事が「青森りんご総合戦略」を発表。産業の更なる発展、成長に向けて関係者が団結することを誓い合った。
 
 記念式典には、宮下宗一郎青森県知事や庄子賢一農林水産大臣政務官、葛西憲之弘前市長らの来賓、生産者など約500人が出席し、150周年の節目を祝った。はじめに実行委員会の委員長を務める県りんご協会の内山国仁会長が「150年間積み上げてきた経験値、新時代の技術と思考を次の時代を作る人々に伝承していくことが我々の役割。業界がこれまで以上に連携し、100年先も責任をもてる産業、また文化としての青森リンゴをともに作り上げていこう」と式辞を述べた。
 この後、これまでのリンゴ産業への功績を讃えて功労者の表彰が行われ、16人、2団体が表彰され、受賞者を代表して青森県りんご対策協議会前会長の加川雅人氏が「先人の皆様が長い歴史の中で数々の困難を乗り越えてきて、今の私たちがある。50年、100年後の次世代につなげていくためにこれからも微力ながら青森リンゴ産業に寄与していきたい」と謝辞を述べた。
 このあと、宮下知事や庄子政務官、葛西市長の来賓祝辞に続いて、宮下知事が2040年を見据え、青森リンゴ産業全体の中長期の行動指針を示した「青森りんご総合戦略」を発表した。宮下知事は
「人口減少が続く中、対応を誤れば15年後の県産リンゴ生産量が21万㌧に落ち込む可能性がある。産業縮小は到底容認できない」とし、「夢を持って働ける稼げるリンゴ産業」の実現に向け、2つのKGI(重要目標達成指標)として「生産量40万㌧以上」、「販売額1800億円以上」を設定。達成に向けて『生産の高度化』『販売力の強化』『経済波及の拡大』の3つの行動指針を発表した。
 式典では最後に、市内の小学生がリンゴの未来に向け誓いの言葉を述べたほか、タレントの王林さんやジョナゴールドさん、りんご娘が植栽150周年記念テーマ曲の「希望の木」を披露した。

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