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2026/01/08 |
県では12月19日、弘前市内で「令和7年度りんご黄色品種の生産流通販売対策会議」を開いた。関係団体や市場関係者、台湾の輸入業者らが出席した会議では、「ボジョレーヌーボー」の解禁日を参考にしたイベント等の実施が提案されるなど活発な意見交換が行われ、全県を挙げトキの適期収穫や適期輸出に取り組む方針が確認された。 令和7年産リンゴの台湾向け輸出において、収穫適期の前に早もぎされ、台湾に輸出されたトキからビターピットが多発。台湾の消費者からの評価を大きく落とす事態を招いた。これを受け県ではトキの適期収穫・適期輸出の徹底に向け関係団体や輸出業者、市場関係者を招集。会議には台湾のリンゴ輸入業者もオンラインで参加し、出席した約50人がトキの適期収穫・適期輸出の徹底に向け、意見交換を行った。 会議では県から7年産の輸出検査状況が示され、トキの収穫始めの適期が9月30日とされた一方、トキとみられる台湾向け輸出検査が9月17日から開始され、24日にはピークを迎えていたことなどが報告された。 この後、各団体等から適期収穫・出荷に向けた取り組み等が報告され意見交換が行われた。活発な議論が交わされた中、生産者に対する生産情報等の周知の徹底や収穫基準日・輸出解禁日の設定を求める声が上がった。この中で津軽りんご市場の大中実専務は、早出しが散見されるトキの輸出の現状について、産地側も台湾側の業者も「他社に出し抜かれない競争の渦に巻き込まれ、抜け出せなくなっている」などとし、新酒の解禁日がイベント化されている「ボジョレーヌーボー」を参考にした、青森県産リンゴの出来秋を祝う風潮を醸成するイベントの実施等が提案された。県りんご対策協議会からも同様の趣旨の下、来年の10月上旬に「トキ販売スタートイベント及びキャンペーン」を展開し、販売開始時期の適正化を目指す方針が示された。 県では来年8月に同様の会議を実施する計画で、トキの適期収穫・適期輸出の徹底に全県挙げて取り組んでいく。 |